流浪星馬

エストレヤ乗りtakeの何気ない日々・・・最近は何もない日々Σ(・∀;ノ)ノ!

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「巡礼者たち~家族狩り・第四部~」

巡礼者たち家族狩り・第四部です(@´ー`)ノ゙


 


2つの一家心中殺人事件・・・


孤立無援で事件を追う馬見原刑事は、その一家の共通点に辿り着く・・・


そのどれもの家が害虫駆除をしているコト


そこから浮上してくる1人の人物


その人物の過去を調べるため、四国に向かった・・・


その馬見原に同行した妻・佐和子は、巡礼を続ける人たちに心を動かされていく


一方、東京では、虐待を受けた少女の父との確執に悩む游子・・・


その2人の間に更なる緊張が走った・・・


 


第四部に入って、それぞれの登場人物の過去・現在の隠された問題が徐々に明かされていきます


特に馬見原の持つ仕事上での過去の傷、家庭内の傷、それらによって引き起こされた妻の病気、子供との確執・・・


それらのコトと事件の真相が重なり合い展開していきます


馬見原の息子・勲男は事故により死んでいるのですが、それによって引き起こされた妻の精神的な病気と娘との確執・・・


特に勲男の死は、馬見原一家に現在にも続く傷を残すコトになるのであるが、巡礼をする人たちの心に触れた佐和子が馬見原に語る言葉が印象的です・・・


 


「(略)失われた命に。命をつかさどっている何か大きなものに対しても・・・・・。それから、命を奪ったことで、傷ついたあなた自身へも、謝りの言葉は必要だったと思う」


「(略)正当防衛とか戦争とか、わたしなんかにはよくわからないけど、相手がどういう人でも・・・・・誰かを死なせるのは、つらいことだと思うの。つらくないとしたら、気持ちを麻痺させてるんだと思う。相手が悪いんだって、自分に言い聞かせて、つらさを避けてるのじゃない? でもそうしてると、結果として、そのつらさを、誰か別の人にぶつけちゃうことが出てくる気がする。(略)」


「誰かを死なせたことを正当化したり、つらさを忘れたりして、人の暮らしは成り立ってるのかもしれない。けど、そのために失うもののほうが、本当は大きいんじゃないの。自分たちの気持ちに嘘をつくことが普通になって、悲しい出来事が繰り返されることって、あるんじゃないかしら・・・・・(略)」



これらを告白するコトによって、佐和子は「自分のなかに感情や意志を縛るものがある」コトに怖れ、自分を解き放つことが出来なかった自分に決別する


それは、現在の抑圧された私たちにも言えるコトだと思う


佐和子は思う・・・


「大したことなど、きっと起きはしない。感情や意志を解き放ったところで、だいそれたことができるほど、偉くもなければ、悪くもなれない。もう許されるんじゃないだろうか。思うように泣いたり、わめいたり、腹を立てたり、子供を返してと泣き叫んだり、わたしの家族を壊さないでと怒鳴ったり、こっちを見て、わたしを見てよと、はっきり言ってもいいんじゃない?」


生き直す必要がある気がした、と・・・


ストレス社会に生きる私たちも様々なコトに抑圧されている


それは、佐和子と同じ心の病に行き着くコトになるのだから・・・


私たちも「生き直す必要がある」ではないのでしょうか・・・


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